今回の記事に選んだのは「口内丼」についてです!
ネットの話題になっており、料理人の私も捨て置かない記事なので簡潔に調べてみました

口内丼と口内調味

まず、どちらも馴染みの無い言葉ですが、何でもワイドナショーで放送さてれて話題になったようです
結論 口内丼は造語であり口内調味は言葉として昔から成立している
学校給食や各ご家庭などで「三角食べ」や「稲妻食べ(はじめて聞いた!)」など、食べる順番の教育が影響して口内で調味をする事を身につけた背景もあります
そもそも、白飯・おかず・汁で構成される食事様式は、だいたい室町時代に完成したと言われています」
宮廷料理においてお膳が用いられそこに3品づつ料理が配置しておりこれを順に食べていく習慣が今日に至るためですね
日本人だけができること

日本人の主食がお米「白ごはん」であることがキッカケでこうした食べ方に発展したのでしょう
こうして代々伝わる食文化が影響して口の中で「調理(調味)」できるようになった現代の日本人ですが、これだけでもなく日本人の特殊能力はほかにもあります
例えば海苔です!世界的に寿司の普及で食べられており、疑問に思う人もいますが実は「生海苔」の事です
日本人の遺伝子が生海苔を消化できるようになったのは、先祖代々の身体能力の蓄積といえます
さらに耳においての虫の音の聞き分けができるなど、調べると他にも色々とありますね
広島国際大学健康科学部医療栄養学科の木村留美准教授によると
「口中調味」は日本固有の食事法であるとして論文をも共同執筆されていました
海外マナーと文化

先の記述でも触れましたが、日本独自の文化ということはお伝え出来たと思います
このほかに食事中に器を持つことなど我々日本人がマナーと思うことが海外ではマナー違反、もしくは行儀が悪いとなってしまいます、少し複雑ではありますが異文化をお互い理解し合う気持ちが日本人らしくていいのではと思いますね
海外生活の経験があるので追記しますと他国料理は一皿に複数を盛り合わせるなどその時点で品がないようなと・・
まあ食事だけではありませんけど・・
そのため、口内丼のように多く口に含んで食べるより周りのことを思って適度に品よく食べることも、これまた日本人らしくていいのではと考えます
食事は楽しく美しくが料理人の思うところです
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